海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

芝居は生き物

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来週から始まるお芝居の通し稽古を見に行きました。
通し稽古とは、稽古の最後の段階で、トラブルがあっても、最初から最後まで基本的には止めない稽古です。
それまで、シーンごとに稽古してきたものを、一本のお芝居として見たときにどう見えるのかをチェックするための稽古です。


今回は3回目の稽古でした。
最初は10日ほど前。
その次は3日前。

  

 

最初に見たときはうーん、っていう感じでした。

今回だけではないのですが、早い段階で通し稽古を見ると、たいていまずいなあって感じになります。
でもそこから一週間くらいの間で芝居って見違えるほど変わるんですよね。
セリフや動きが大きく変わっているわけではないのに、見ている側の印象がまるで違う。
お芝居って生き物なんだなと感じます。

 

今回は即興演劇ということで、もともとやるたびに出来がまったく違うのですが、初回はうーん、そして二回目は途中で打ち切られて、通し稽古なのに通らないという、ぼくのお仕事のなかでもちょっと記憶にないことが起こりました。

ちょっと心配して今日の稽古に臨んだのですが、まじでかなりよいできでした。
芝居って面白いな。

あらためてそんなことを感じたりして。

 

写真は最初に見に行ったときにいきなり目の前でポーズを取り始めたヤバイ人たち。