海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

帆船

20年ほど関わっている帆船にまつわる記事です

忘れてなかった

写真がそれほど得意ではないので、特に20代のものはほとんど残っていない。 偏屈でプライドばかり高くてそれでいて臆病で。 そんな20代だった気がする。 帆船に乗るようになって人に写真を撮ってもらうことが多くなった。 とはいえ、アルバムに丁寧に並べる…

世界一と出会った日

受験する大学を決めるタイミングでやりたいことなんてわからなかった。 将来、どんな仕事をして、どんな人になりたいのか、具体的に想像することなんてできなかった。 だから、「日本一、いろんな人に出会えそう」という基準で大学を選んだ。 そして案の定、…

言葉のちから

先日のブログで、ある航海に一緒に乗ったテレビ局のディレクターさんが、参加者よりも新人乗組員のほうがドラマになると言われたことを書きました。 同じ体験でも視点が変わるとまるで違う物語になるんだなあと、いまさらながら考えさせられました。 blog.hi…

物語のプレゼント

(この記事は4年前に書いたものを元に書き直したものです) 7年前に「自分の本をつくる」という講座を受けました。 freedom-univ.com 自由大学という社会人向けに少し変わった視点の学びの場を提供している団体の授業のひとつで、本を出したいと思う人たち向…

海と物語#003  大西洋を渡った夏の話

突然ですがイベント開催します。 ぼくが2000年に参加した大西洋横断航海についてお話するトークイベントです。 ぼくの人生や世界観がある変わった夏ことを話ます。 海と物語#003 大西洋を渡った夏の話 4/26、19時30分から。 参加希望のかたは info@hitomakas…

ドラマはどこにあるのか

3月の後半から2週間、帆船みらいへにサポートクルーとして乗船してきました。 「みらいへ」は日本で唯一、一般の人が乗船して帆船での航海を体験できる船です。 www.miraie.org 2週間の間にはいくつかの航海がありました。 3時間だけの短いものから4泊5日の…

あなたの生活を豊かにするたったひとつのこと、かどうかはわからない

いわゆる、ライフハックっぽい記事がどうしても書けません。 ぼくの人生を豊かにしたキッカケが他の人の人生を豊かにするかどうかなんてわからないじゃないですか。 ぼくにとっては便利なガジェットやサービスが他の人にも便利かどうかなんてわからないじゃ…

沈んだ船と続く航海

英語の勉強のために週に一度「白い嵐」という映画を英語字幕で見ています。 1960年代に実際にあった出来事を元にした映画で、若者たちが「アルバトロス」という名の帆船で航海する物語です。 ただ航海するだけではなく、プレップスクールという大学進学準備…

自分にとって大切なものを守るためには

日本には船員要請のための2隻の帆船があるのをご存知ですか? 日本丸と海王丸という名前で、商船系の大学、短期大学などの学生は帆船での実習が義務付けられています。 乗船して航海実習を行いながら、各地のイベントなどにも参加してその美しい姿を披露した…

ぼくの好きな Empty Ship

英語のリスニング向上を目指して「白い嵐」という映画を英語字幕で見てみようと思い立ちました。 といってもまだそんなに回数見てないのですが。 ちなみに「白い嵐」はこんな内容です。 blog.hitomakase.com これまでも何度か見返してきた作品ですが、改めて…

「なにをしている人かわからない」って言われた

友達に「他の人になんて紹介したらいいのかわからない」と言われました。 確かに。 そもそもフリーランスでいまは会社経営だけど、どういうジャンルで暮らしているのと言われるとなかなか説明が難しい。 一番わかりやすい肩書で収入のベースになっているのは…

500年前

一ヶ月も日本を留守にしていて、まあいろいろと滞っている上に、帰国してからもなんだかんだであまり物事の捗らない精神状態に陥っていまして。 いろんな人に迷惑かけたり心配されたり呆れらられたりしてるわけですが、にもかかわらず映画を見に行きました。…

白い嵐

セブから帰ってきてから、英語の勉強も兼ねて英語の映画を見るようにしてます。 見たのは「マンマ・ミーア」と「ラスト・サムライ」 だいたい20%くらいしか聞き取れてない。 しかもほとんど単語だけで、センテンスで聞き取れてるのはほとんどない。 Aamazon …

目指せ!ケープホーナー

2000年から2004年の5年間、帆船関係でわりとよく海外に行ってました。 2000年のSAIL AMUSTERDAMに、帆船「あこがれ」のボランティアクルーとして、初めての海外帆船レース、イベントを体験したことが始まり。 2002年のSAIL KOREAには帆船「海星」のボランテ…

なんども繰り返しますが帆船マニアではありません

去年の11月に開催した帆船の航海イベント「海と物語#001」に20年くらい前に知り合った女の子がきてくれました。 いや、まあ、いまでは旦那さんもいるし女の子ではなくて素敵な女性ですが。 最近では直接連絡を取ることもほとんどなかったのですが、こっそり…

いま始めたい!

昨日も書きましたが、フィリピンでの最初の週と今週、Dan姐さんに発音の授業を受け持ってもらってます。 なんか今週はけっこう褒めてくれるの。 「最初の週と比べたらすごくよくなってるよー」 「もうどうやるかはわかってるから、練習すればできるようにな…

マゼランが死んだ島

セブ島に語学留学を決めたあとで思い出したんですが、ここセブ島はマゼランゆかりの島です。 マゼランの艦隊は初めて世界一周を達成しました。 西廻りでヨーロッパからアジアに向かったマゼランは1521年、ここセブ島に立ち寄ります。 キリスト教を布教して地…

復元船の使い方

先日のブログで帆船とバウスラスターについてちょこっと書いた続き。 別に続くつもりはなかったのですが、ぼくの船関係のTwitterアカウント (海図を背負った旅人 (@foolz_jp) | Twitter)でのあるツイートに最近いいねがついたのでふと続きを。 ツイートは…

帆船ロマン主義!?

Twitterを見ていたら、先日イベントで利用させていただいた帆船「みらいへ」についてこんなツイートがありました。「みらいへは帆船なのにバウスラスターがある」そもそも、バウスラスターってなに?と思われた方も多いかと思います。これです。 ……余計にわ…

いちばんうれしかったのは

11月3,4日で、帆船みらいへを借り切った一泊二日の航海を企画しました。いいなあと思う瞬間はたくさんあったのですが、そのなかで、地味だけど一番うれしかったのは、2日目の最後。午前中にセイルを張って、その後は室内でのプログラム。下船時間が迫ってセ…

打ち合わせ

14時から打ち合わせということで来たのですが、誰も…というか何もありません。 巡視船の向こうを打ち合わせ先の船が遠ざかって行くのが見えます。 まあ、これはこれで。