海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

本棚

好きな本のこととか 本にまつわるあれこれ

【てがみ書店ができるまで 3】中身を見ずに本を買った

下北沢のワンブロックから棚が借りられる本屋のアンテナショップで棚を借りたものの、やりたいことは本を売ることじゃないのではと思ってしまってところから、今回の話は始まります。 blog.hitomakase.com 棚を借りることにしてそこでなにをしようか、考える…

【てがみ書店ができるまで 2】そもそもやりたいことは本屋なの?

つい勢いで本棚ワンブロックを借ります!って言っちゃったのが前回ですが、 今回は言っちゃったけどどうしようっていうお話です。 blog.hitomakase.com 本は好きですし、本屋巡りも好きでした。 けれど、前回のブログにも書きましたが「モノを売る」ことには…

【てがみ書店ができるまで 1】 ぼくも借ります!

てがみ書店というサービスをリリースします。 書店という名前ですが扱う商品は書籍ではなく、好きな本への愛情を綴った「てがみ」というなんだかよくわからないお店。 blog.hitomakase.com サービスの内容だけだとよく分からいひとも多いのではと思い、てが…

てがみ書店オープニングイベント

このたび、下北沢にある、本屋のアンテナショップBOOKSHOP TRAVELLER さんで「てがみ書店」というプロジェクトをスタートします。 書店という名前ですが本は扱いません。販売するのは「本について書かれたてがみ」です。やりたいことは「本」をテーマにした…

新しい景色

下北沢といえば演劇の街で。 いちおう、演劇業界の端くれで生きている人なので下北沢にはかなりの頻度で足を運ぶ。 もう30年くらいになる。 数年前から小田急線の下北沢駅が地下に潜る工事が始まり、駅からの景色が少しずつ変わっていった。 駅前劇場という…

猥雑で薄汚れた、だからこそキラキラした世界

仕事柄、世の中では有名な俳優さんや演出家、作家さんに会うことがよくあります。 そんな話をすると羨ましがられることも多いのですが、ぼくにはそういう感覚があまりよく分かりません。 もう少し言うと「ファン」という存在そのものがあまりわからないので…

言葉のちから

先日のブログで、ある航海に一緒に乗ったテレビ局のディレクターさんが、参加者よりも新人乗組員のほうがドラマになると言われたことを書きました。 同じ体験でも視点が変わるとまるで違う物語になるんだなあと、いまさらながら考えさせられました。 blog.hi…

物語のプレゼント

(この記事は4年前に書いたものを元に書き直したものです) 7年前に「自分の本をつくる」という講座を受けました。 freedom-univ.com 自由大学という社会人向けに少し変わった視点の学びの場を提供している団体の授業のひとつで、本を出したいと思う人たち向…

根府川の海

中学生のとき、茨木のり子さんの「根府川の海」という詩を読んでから、「根府川」という駅にあこがれていた。 その頃、兵庫県の尼崎市というところに住んでいて、神戸の学校に通っていてた。 海が遠いってことはなかった。 学校は山の上にあったので、教室の…

「なにをしている人かわからない」って言われた

友達に「他の人になんて紹介したらいいのかわからない」と言われました。 確かに。 そもそもフリーランスでいまは会社経営だけど、どういうジャンルで暮らしているのと言われるとなかなか説明が難しい。 一番わかりやすい肩書で収入のベースになっているのは…

白い嵐

セブから帰ってきてから、英語の勉強も兼ねて英語の映画を見るようにしてます。 見たのは「マンマ・ミーア」と「ラスト・サムライ」 だいたい20%くらいしか聞き取れてない。 しかもほとんど単語だけで、センテンスで聞き取れてるのはほとんどない。 Aamazon …

絆を結ぶ

数日前から風邪気味でしたが、今日は咳がひどくて。 朝ごはん食べて予習してても止まらない。 んー、体調自体は悪くないので無理すればいけないことはないけど、無理するところじゃないなあ。 というわけで今日はお休みにしました。 狭いブースでのマンツー…

常夏

週が変わって新しい先生とのクラスがスタート。 Cris先生に 「何歳?」って聞かれたから 「50歳」って答えたら、 「ええ、40歳くらいだと思ってた。どうしてそんなに見た目が若いの、なんか秘密があるの」って驚かれました。 自分では40歳くらいからルックス…

タマリンド水

日曜日。 今日は「シヌログ」というセブで最大級のお祭りでした。 いつ、どこに行けばいいのかまるでわからなかったのですが、とりあえず午前中に同期生と出かけてみました。 浅草のサンバカーニバルとちょっと雰囲気が似ていて、ダンサーや山車のパレードが…

復元船の使い方

先日のブログで帆船とバウスラスターについてちょこっと書いた続き。 別に続くつもりはなかったのですが、ぼくの船関係のTwitterアカウント (海図を背負った旅人 (@foolz_jp) | Twitter)でのあるツイートに最近いいねがついたのでふと続きを。 ツイートは…

安吾の言葉

作家の坂口安吾さんの奥さん、坂口三千代さんのエッセイ「クラクラ日記」には安吾と初めて会ったときのエピソードが書かれています。「坂口安吾 部屋」で画像検索するとわかるのですが、安吾の仕事部屋はまあなんというか、アレなんです。そんな仕事部屋に三…