海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな奇跡のその後で

小さな奇跡はどんな人にもときたま訪れる。 当事者だったり、観客だったり。 いろんな立場とタイミングで。 でもね、本当に大切なのはその後でどう生きるか。 彼を見ていて、そう思ったのです。

小さな奇跡

小さな街を拠点に活動していて、それほど知名度もなく、劇団員が大勢いるわけでもなく、バックアップしてくれる組織があるわけでもない。 そんな劇団が1ステージで集めた人数としては破格。 そしてつい数日前までは半分も売れていなかったチケットが400枚近…

復元船の使い方

先日のブログで帆船とバウスラスターについてちょこっと書いた続き。 別に続くつもりはなかったのですが、ぼくの船関係のTwitterアカウント (海図を背負った旅人 (@foolz_jp) | Twitter)でのあるツイートに最近いいねがついたのでふと続きを。 ツイートは…

ただの海

昨日は友人に誘われて小型ボートで東京の川を巡ったあとで、島根から来た役者さんの一人芝居を見に行きました。 偶然が続いた日でした。 川巡りは5人で行ったのですが、呼びかけ人の友人以外はバラバラのところから集まっていました。 朝、会って挨拶をした…

演劇の人

基本的には逃げる人。 今年の3月には連載エッセイでも逃げた話を書いた。読み返してみたらけど、我ながらけっこういいこと書いてないかな? ordinary.co.jp 東日本大震災と阪神淡路大震災。 二度の地震のとか、それをキッカケにしてぼくは逃げた。 おかげで…

帆船ロマン主義!?

Twitterを見ていたら、先日イベントで利用させていただいた帆船「みらいへ」についてこんなツイートがありました。「みらいへは帆船なのにバウスラスターがある」そもそも、バウスラスターってなに?と思われた方も多いかと思います。これです。 ……余計にわ…

移動しながら

アイデアが豊富ではないし、ものを考えるスピードが速くもない。なのでそのあたりは日々、苦戦している。ひとところにとどまるよりも移動しているほうがいい気がしている。0から何かを考えるときとか。ゴチャゴチャなものからひとつの筋道を探すときとか。 …

モザイクの街

あるグループからの依頼で、海と物語#002「見上げる、東京」という、神田川、日本橋川、隅田川という東京の中心部を流れる川をクルーズするイベントを企画しました。このコースは友人と何度か走ったことがあり、かなり面白いコースだと思っていたのでイベン…

夕暮れ

夕方は切なくなるね。 そして東京は美しい。 日本中探してもここでしか見ることのできない景色。

安吾の言葉

作家の坂口安吾さんの奥さん、坂口三千代さんのエッセイ「クラクラ日記」には安吾と初めて会ったときのエピソードが書かれています。「坂口安吾 部屋」で画像検索するとわかるのですが、安吾の仕事部屋はまあなんというか、アレなんです。そんな仕事部屋に三…

閑と漂

2018年の一年間、月に一度、国立にあるつくし文具店でお店番をしていました。 www.tsu-ku-shi.net お店番をすることで、ちいさなデザイン教室というデザインについてゆるく考えるコミュニティーに参加できるのです。 www.nicchoku.net 教室という名前ですが…

視点が欲しい

photo by tomoco 写真を撮るのはキライではないですが、それほど得意ではありません。 そして自分が主催するイベントだと、中身に夢中になって写真を撮るのを忘れます。ふたつのことに同時に注意が向けられないタイプ。 先日の帆船での航海イベントではカメ…

ひとの話をきく

昔からコミュニケーションが苦手です。 ですが、コミュニケーションデザインのお仕事をしてる人が 「ぼくはコミュニケーションが苦手だからコミュニケーションを考える仕事に付きました」 とおっしやったのを聞いてすごく心が軽くなりました。苦手だからこそ…

いちばんうれしかったのは

11月3,4日で、帆船みらいへを借り切った一泊二日の航海を企画しました。いいなあと思う瞬間はたくさんあったのですが、そのなかで、地味だけど一番うれしかったのは、2日目の最後。午前中にセイルを張って、その後は室内でのプログラム。下船時間が迫ってセ…

打ち合わせ

14時から打ち合わせということで来たのですが、誰も…というか何もありません。 巡視船の向こうを打ち合わせ先の船が遠ざかって行くのが見えます。 まあ、これはこれで。

芝居は生き物

来週から始まるお芝居の通し稽古を見に行きました。通し稽古とは、稽古の最後の段階で、トラブルがあっても、最初から最後まで基本的には止めない稽古です。それまで、シーンごとに稽古してきたものを、一本のお芝居として見たときにどう見えるのかをチェッ…

自分のタイミングで

50歳の誕生日の前の日に「合同会社ひとにまかせて」を設立しました。 狙ってその日にしたわけではなく、手続きしてたらちょうど誕生日が近かったので。そして設立の直後から一ヶ月夏休みでした。どんだけ適当なんだと。