海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

海はいいなあ

ドラマはどこにあるのか

3月の後半から2週間、帆船みらいへにサポートクルーとして乗船してきました。 「みらいへ」は日本で唯一、一般の人が乗船して帆船での航海を体験できる船です。 www.miraie.org 2週間の間にはいくつかの航海がありました。 3時間だけの短いものから4泊5日の…

ロゴをもらった話

探検家の石川仁さんとのミーティング、そして弊社ロゴをご提案いただきました。 ミーティング終わりに、その場で、2,3分でさらさらと… まあ使わんわけにはいかないよなあ… 石川仁さんは水辺に生えている葦で作った船でいろいろな航海の企画をしています。 ぼ…

根府川の海

中学生のとき、茨木のり子さんの「根府川の海」という詩を読んでから、「根府川」という駅にあこがれていた。 その頃、兵庫県の尼崎市というところに住んでいて、神戸の学校に通っていてた。 海が遠いってことはなかった。 学校は山の上にあったので、教室の…

沈んだ船と続く航海

英語の勉強のために週に一度「白い嵐」という映画を英語字幕で見ています。 1960年代に実際にあった出来事を元にした映画で、若者たちが「アルバトロス」という名の帆船で航海する物語です。 ただ航海するだけではなく、プレップスクールという大学進学準備…

サハラの朝日、火星の夕焼け

昨日までで、照明デザインをやらせていただいた公演がひとつ終わりました。 デザイナーでもオペレーターでも、そして期間が長くても短くても、立ち上げから本番に関わっていた作品が終わると、魂が抜けたみたいになります。 ここで抜けたままにしておくとリ…

ぼくの好きな Empty Ship

英語のリスニング向上を目指して「白い嵐」という映画を英語字幕で見てみようと思い立ちました。 といってもまだそんなに回数見てないのですが。 ちなみに「白い嵐」はこんな内容です。 blog.hitomakase.com これまでも何度か見返してきた作品ですが、改めて…

「なにをしている人かわからない」って言われた

友達に「他の人になんて紹介したらいいのかわからない」と言われました。 確かに。 そもそもフリーランスでいまは会社経営だけど、どういうジャンルで暮らしているのと言われるとなかなか説明が難しい。 一番わかりやすい肩書で収入のベースになっているのは…

わりと他人事じゃない気もします

柏まで映画を見に行きました。 どうしてわざわざ柏まで行ったかと言うと、関東でこの映画を上映している映画館が柏と小田原しかなかったからです。 マイナーな作品なので仕方ないですけど。 「喜望峰の風に乗せて」は2017年に作られた実話を元にした映画です…

マゼランが死んだ島

セブ島に語学留学を決めたあとで思い出したんですが、ここセブ島はマゼランゆかりの島です。 マゼランの艦隊は初めて世界一周を達成しました。 西廻りでヨーロッパからアジアに向かったマゼランは1521年、ここセブ島に立ち寄ります。 キリスト教を布教して地…

復元船の使い方

先日のブログで帆船とバウスラスターについてちょこっと書いた続き。 別に続くつもりはなかったのですが、ぼくの船関係のTwitterアカウント (海図を背負った旅人 (@foolz_jp) | Twitter)でのあるツイートに最近いいねがついたのでふと続きを。 ツイートは…

ただの海

昨日は友人に誘われて小型ボートで東京の川を巡ったあとで、島根から来た役者さんの一人芝居を見に行きました。 偶然が続いた日でした。 川巡りは5人で行ったのですが、呼びかけ人の友人以外はバラバラのところから集まっていました。 朝、会って挨拶をした…

帆船ロマン主義!?

Twitterを見ていたら、先日イベントで利用させていただいた帆船「みらいへ」についてこんなツイートがありました。「みらいへは帆船なのにバウスラスターがある」そもそも、バウスラスターってなに?と思われた方も多いかと思います。これです。 ……余計にわ…

いちばんうれしかったのは

11月3,4日で、帆船みらいへを借り切った一泊二日の航海を企画しました。いいなあと思う瞬間はたくさんあったのですが、そのなかで、地味だけど一番うれしかったのは、2日目の最後。午前中にセイルを張って、その後は室内でのプログラム。下船時間が迫ってセ…

打ち合わせ

14時から打ち合わせということで来たのですが、誰も…というか何もありません。 巡視船の向こうを打ち合わせ先の船が遠ざかって行くのが見えます。 まあ、これはこれで。