海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

下北半島

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「下北って言ったら下北半島のことですよ。わたしたちにとっては」

宮城県の方にそう言われてから、なるべく「下北」ではなく「下北沢」と言うようにしています。

 

下北沢と言うと演劇の街のイメージがあります。

本多グルーブの劇場だけで7つ。

他にも小さなライブハウスやライブスペースがたくさん。

 

この街に初めて劇場ができたのは40年前。

たったひとりの元映画俳優さんの、なんだかよくわからない情熱から生まれたところも、非常に演劇的ではあります。

 

久しぶりに下北沢に通っているので空いた時間に街を歩いていると、なんだか余白のない街だなと感じました。

路地の奥の小さなスペースや古いくたびれた建物まで、全てなにかのお店になっています。

大きなビルも少なくて、公園とかビルのエントランスロビーとか、お金をかけずにただぼんやりといられる場所が少ないなあって。

もちろん、それが下北沢という街の魅力なんですけどね。

でも、歳をとったせいかちょっと疲れますね。そういう街って。

 

下北沢駅の改装がそろそろ落ち着いてきて、これから街の様子も少し変わるのかな。