以前、ブログで書いた、ちいさなデザイン教室。
今日が最後のお店番でした。
ひとつの場所にいつづけること
ひとつのコミュニティーに関わり続けること
「モノ」を商うこと
ものづくりとデザインについて考えること
ちいさなデザイン教室でやったことは、どれも、これまであまり興味がないことでした。
なぜやってみようと思ったか。
本当にたまたまでしかありません。
ただ去年、それまで関わっていた団体から離れて、本格的に舞台の仕事を減らして、次にどうするかは大まかなビジョンしかないタイミング。
「チャレンジ」というほど気合も入ってなくて。
ただ様々な事情で少し歩みを緩めることになった瞬間に、違う景色を眺めてみたい。
そんな気分だったのです。
パン屋さん、デザイナー、作業療法士、建築家、大学生……
普段接点のない職業のひとたちと、ゆるくつながってちいさなコミュニティーを作る。
とても大きな経験でした。それは間違いない。
来年、新しく始めようと思って準備していることがあって。
それはちいさなデザイン教室に参加していなかったらやらなかったかもしれないこと。
新しい視点。新しいコミュニケーション。
楽しい1年間だったなあ。
高台にあるつくし文具店への坂道。
武蔵野の街は坂が多い。
この坂もしばらく登ることはないかな。