海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

白い嵐

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セブから帰ってきてから、英語の勉強も兼ねて英語の映画を見るようにしてます。

見たのは「マンマ・ミーア」と「ラスト・サムライ」

だいたい20%くらいしか聞き取れてない。

しかもほとんど単語だけで、センテンスで聞き取れてるのはほとんどない。

Aamazon Primeは便利なんだけど字幕が消せないので、今日は懐かしの「白い嵐」をDVD で。

 

「白い嵐」は1961年に実際に起きた事件を元にした物語です。

舞台は「アルバトロス」という一隻の帆船。

10代後半の青年たちが大学受験のための勉強をしながら、自分たちで船を動かしながら長い航海をする船です。

この手の船はいまでも何隻かあって、以前オランダで船内を見学させてもらったこともあります。

若い男の子たちが長い航海を共にするなかではさまざまなできごとが。

楽しいことも、ツラいことも。

そのなかでゆっくりと、航海をともにしたなかでしか生まれない関係性を育んでいきます。

 

映画のなかで描かれているクルーたちの関係性は、ぼくが経験した長い航海によく似ています。

日常から切り離された時間と空間を共有した同士にしか生まれない感覚。

実は、セブ島に留学しているときに、ここでの暮らしは少しだけ帆船での暮らしに似てる、そう感じてました。

非日常な共同生活、そしてそれぞれが新しい課題にチャレンジする、そんな場でしか生まれない感覚。

たぶん、ぼくはそれが好きだからいまでもまだ帆船に乗り続けているのでしょう。

 

これまでに3,4回見てるし本も読んでいて内容はわりとよくわかってますが、やっぱり英語はあまり聞き取れませんでした。 

DVDだと字幕なしと日本語字幕の他に英語の字幕も出せることがわかりました。

英語字幕流しながらだと英語の勉強にちょうどいいかも。

これから週に一回くらい見返してみようかなあ。

そういえば、帆船「あこがれ」でドーバー海峡回航中にクルーだけで上映会やったのはいま思えば贅沢だったなあって。

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絆を結ぶ

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数日前から風邪気味でしたが、今日は咳がひどくて。

朝ごはん食べて予習してても止まらない。

んー、体調自体は悪くないので無理すればいけないことはないけど、無理するところじゃないなあ。

というわけで今日はお休みにしました。

狭いブースでのマンツーマンレッスンなので講師にうつしそうでこわいしね。

 

実はここ数日、講師にも生徒にも風邪っぽいひとが多くて。

マスクしてるひともたくさん。

欠席の届けを出しに行ったら、休んでる生徒さんかなりいた。

そしてお休みの先生もたくさんいた。

 

もう次回の予習は終わっているのて、お休みになると一気にやることがなくなる。

だから本を読みながら一日寝て過ごしました。

「星の王子さま」

実は、特別に好きではなかったのですが、去年の春にこの作品をミュージカル化したものの照明をやってあらためていいなあと感じました。

大人になってから読み返すとあらたな発見がたくさんあります。

ひとつひとつの言葉がとても強く、切なく、心に響いてきます。

 

王子さまとキツネのエピソードに「絆」のお話があります。

お互いのことを本当に知るには「絆を結ぶ」必要があって、

それは「時間をかけてがまん強く距離を縮めていく」ことでしかできなくて。

そしてひとたび絆を結べたならば「お互いがほかの誰とも置き換えることのできないただひとつの存在」になるのです。

 

物語のラスト、王子さまは星に帰ります。

王子さま星はとても小さいので地上からはほとんど見ることはできません。

でもだからこそ、頭上でまたたく無数の星のどこかに王子さまの星がある。

そう思うことで「ぼく」は幸せを感じることができる。

無数の星のなかのたったひとつと絆を結んだおかげで、これまではただの星空だったものが自分にとって特別なものに感じられる。

物語はそんなことを教えてくれます。 

 

 この一ヶ月でぼくはこの土地と絆を結べた。

そんな気がしています。

フィリピンという国の名を、セブという島の名を、これからずっと特別な思いで聞くことになるんだろうなあ。

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常夏

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週が変わって新しい先生とのクラスがスタート。

Cris先生に

「何歳?」って聞かれたから

「50歳」って答えたら、

「ええ、40歳くらいだと思ってた。どうしてそんなに見た目が若いの、なんか秘密があるの」って驚かれました。

自分では40歳くらいからルックスは老け込んできてる感じなんですけどね。

 

昨日の夜は英語の夢を見ました。

といっても、課題の文章を夢の中でも必死になって暗記してるだけだったんですが。

なんどもなんども同じ文章をつぶやき続けるという、現実と同じことをやってるだけの夢。

そして起きたあとも、同じように宿題の英文の暗記をやりました。

リアルなのか夢なのか。

映画や小説だったらなんだか怖いお話が始まりそう。

 

昨日、一緒に遊びに行ったメンバーのほとんどは今日はちょっと調子が悪そう。

いつもはパワフルな同期で大学生休学中のがっしーも今日はちょっとお疲れ気味。

それでも机に向かって勉強してますが、いつもよりもずっと頻繁に休憩や仮眠をとってます。

今日もこの学校の標準になってる一日10時間の勉強をクリアしたいって。

「そんなんで勉強しても身につかないんじゃない?今日はもう休んだら」

そう声をかけたら、

「このコンディションで10時間をクリアできたら、これからはもっと楽に10時間いけるようになる気がするんです」

なんという体育会的発想。

しかし確かに。

言い訳ばかりして自分を甘やかすことを覚えてしまった自分が恥ずかしい…。

 

留学してから3週間が過ぎました。

授業の進み方にもここでの暮らしにもすっかり慣れました。

ここまではひとつひとつのクラスに発見や刺激がありました。

いままでできなかったことができるようになった実感も少しは。

だけど、ここからがキツイんじゃないか、そんな予感も。

課題やテキストは変わるし、授業のカリキュラムも少しは変わっていきます。

けど、基本的には同じことの繰り返し。同じような課題をひたすら進めていくだけ。

モチベーションを維持することが難しくなりそうな、そんな気がします。

ぼくは今週末でここを離れますが、周囲には半年くらい滞在するひとたちがゴロゴロいます。

半年この生活を続けるのはどういうことなのか、ぼくにはうまく想像できません。

 

日本から何冊か本を持ってきています。

一週目はほとんど読む時間も気力もなかったのですが、二週目から少しずつ時間を作ることができるようになって。

寝る前に30分だけ、本を読む時間にしています。

先週読んだのは開高健の「夏の闇」

日本でもなんどか手にとったのですが、文章の密度がものすごくて全く読み進められませんでした。

亜熱帯の生暖かい空気に包まれて、これまでの生活から完全に切り離された暮らしのなかでなら、もしかするとこの本が読めるかも。

そう思って本を開いたらそのとおりでした。

英語にまみれた一日の終わりに読むと、妙に言葉がスッと身体に入ってきて。

 

物語の舞台はベトナム戦争当時のドイツ。

ストーリーなんてあるようでない。

ベトナム戦争を取材するなかで自分を見失った男の、ひとりの女との無気力な暮らしをただダラダラと書き連ねているだけ。

なのにその言葉が心に刺さる。

世界に向き合う個人の葛藤。

日常を拒み続ける生き様。

どう書いても言葉が足りない。

あのねっとりと甘ったるい言葉の重さをどうやったら伝えられるんだろう。

 

沈んだり、立ち上がったり。

眠ったり、戦ったり。

ときに気高くて、またあるときは沼のそこみたいに怠惰で。

そのすべてがひとが生きるということなのかな。

自分に誠実に生きるってことは。

なんてめんどくさいんだ。

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タマリンド水

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日曜日。

今日は「シヌログ」というセブで最大級のお祭りでした。

いつ、どこに行けばいいのかまるでわからなかったのですが、とりあえず午前中に同期生と出かけてみました。

浅草のサンバカーニバルとちょっと雰囲気が似ていて、ダンサーや山車のパレードがありました。

地元の企業や団体がそれぞれ製作しているみたいです。

マクドナルドの山車もあって、ドナルドが人気でした。

(なんかぼくの知ってるドナルドと比べると若干体格がよかったですが…)

お祭りのテーマがサントニーニョ(子供のキリスト)なので、船やスペインをモチーフにした山車が多かったみたいです。

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ドナルドさん

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なぜか人魚

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昔の船

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他のダンサーにリフトアップされた王様とお姫様?

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パイナップル風のお姫様

人混みがすごくてあんまりいい写真とれなかった。

そして若い頃に浅草サンバ・カーニバルの山車のデコレーションやったときのことを思い出しました。

そんな仕事もあったっけ。

フィリピンは電線が低くて、山車がひっかかりそうになることも多いのですが、山車の上から棒で電線を交わしている人がいて、お仕事ご苦労さまって思ったり。

 

みんなでランチして一旦寮に戻って休憩。

蒸し暑いなかで沿道からパレードみててちょっとくたびれたので。

夕食がてら再び街に。

昼間は賑やかだけど普通のお祭りって感じでしたが夜は全く雰囲気が違っていて。

街なかがひとで埋め尽くされていてみんな異様にハイテンション。

すれ違うとハイタッチされたり、ハグされたり、一緒に踊らされたり。

一緒に行ったなつみちゃんはすれ違いざま顔にペイントされたり、キスされたりしてました。

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ぼくらはかなり遅めの時間に出かけたのですが、夕方前の一番盛り上がっている時間帯はもっとすごかったらしくて、同じ学校の生徒で顔中絵の具まみれで歩いている人がなんにんもいました。

盛り上がりはすごいけど、ちょっとドキドキしますね。

しかもどうもみんな素面らしいんです。

夕食を食べに行った食堂でもメニューにはアルコールがあるのに入り口にアルコールは飲めませんとただし書きがはってありました。

その後出かけた街なかでも、いつもは営業しているバーが閉まっていたり、空いているお店でもアルコールを頼むと断られたり。

しかたがないからスーパーでビールを買って飲むかと思ったのですが、昨日まであったビールが一切なくなってる。

おそらく、規制がかかっていてお酒の販売ができないみたいなんです。

ということは、みんなお酒抜きであれだけ盛り上がってるのね。

たしかに、あれでお酒が入るととんでもないことになりそう。

 

さて、晩ごはんを食べたのは寮の近くにあるズブチョンという、フィリピン名物の豚の丸焼きのお店でした。

お店の厨房には丸焼きにされた豚がいらっしゃって、注文するとそれを切り分けてもってきてくれます。

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骨付き、骨なし、そしてなにかわからないもの、の三種盛り

このお店のドリンクメニューに「タマリンド」ジュースを発見してオーダー。
ある時期に、池澤夏樹さんの小説「タマリンドの木」、坂田靖子さんのマンガ「タマリンド水」を続けざまに読みました。

しばらくして読んだ「大使閣下の料理人」というマンガにもタマリンドにまつわるエピソードが出てきます。

そんなこともあって、タマリンドはぼくのなかでは、日常では出会うことのない物語でしか知らない食べ物。

遠い異国へのあこがれを呼び起こす、そんな食べ物だったのです。

 

タマリンドは東南アジアで取れる果物。タイやインドでよく食べられるらしいです。

ドライフルーツにして食べたり、ジャムやペーストにして調味料代わりに使ったり。

フィリピンではそれほどポピュラーではないみたいなので、偶然とはいえこんなところで出会えてちょっと感激しました。

 

運ばれてきたのは茶色いジュースで、グラスの縁にはカクテルのソルティードッグみたいに塩がついています。

口に含んでみると、甘くて酸っぱくてそして独特の風味が。

グラスの縁の塩がいいアクセントになってます。おいしい。

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坂田靖子さんのマンガ「タマリンド水」はこんな物語です。

 

ひとりの旅行者が旅の途中で追い剥ぎにあい、ある村の人に助けられます。村の人はとても親切ですが言葉が通じず、帰り道もわからない。

それでも彼は村のひとを手伝ったりしながら楽しく暮らします。

食事は村の人が毎日、酸っぱいシチューをもってきてくれます。

 

ある日、言葉の通じるひとが村にやってきて、男は街に帰ることができました。

男は村での暮らしを懐かしみ、もう一度村に行きたいと思うのですが、見つけることができません。

そんなある日、友人と食事に出かけた男は村で食べたのとそっくりなシチューと出会います。

そのシチューは山奥の村で食べられているタマリンド水のシチュー。

けれど、その村には行けないよと友人は言います。

村は国境の紛争地帯で、外国人は立ち入ることができないのだ、と。

男は、いつかまた村に行ける日がくるだろうかと思いにふけるのでした。

 

明るさと悲しさ。そしてその狭間から滲み出す優しさ。

坂田靖子さんのマンガはユーモアとペーソスが混じり合った不思議な魅力を持っていて大好きです。

 

帰ってきて食堂でブログ書いてたら、外で花火が始まったので、同期と見学。

けっこう派手で日本の花火にも引けを取らない感じ。

特等席から眺められてラッキー。

お祭りももう終わりなんだな、きっと。

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復元船の使い方

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先日のブログで帆船とバウスラスターについてちょこっと書いた続き。

別に続くつもりはなかったのですが、ぼくの船関係のTwitterアカウント

海図を背負った旅人📫 (@foolz_jp) | Twitter)でのあるツイートに最近いいねがついたのでふと続きを。

ツイートは大阪にある「なにわの海の時空館」という閉鎖された博物館についてです。

 

 

この施設の目玉は、江戸時代に海運で使われていた菱垣廻船の忠実な復元船でした。 

「浪華丸」と名付けられた復元船はは全長23m。
材料や工法まで含めて、現在わかっている範囲でできるだけ忠実に作られました。

 

約10億円をかけて復元さた船は、大阪湾で帆走実験をしました。

当時、ちょっとしたご縁があってぼくも乗り手として誘われたのですが予定が合わなくて参加できず。

知人が何人も乗っていたのを遠くから指を加えて見ていたものでした。

 

ちなみに技術的なお話に興味のある方は下記のリンクを。

帆走実験の結果についての報告書です。

予想よりもかなりよく走ったそうですよ。

日本財団図書館(電子図書館) 菱垣帆船「浪華丸」帆走実験報告書

 

1999年のたったひと夏。

浪華丸は海を走り、そしてガラスのドームに収められ、いまは誰にも振り返られることのないままなのです。

 

バブル前後を中心に、昔の船の復元船を作ろうというプロジェクトはいくつも実施されました。

その多くは作るまではとても盛り上がるのですが、作った後まで熱量が続いていたケースはほとんどありません。

理由は作っても使いみちがないから。

 

なにわの海の時空館のケースでは、せっかく航海能力のある船を作ったのに海に浮かべず、陸に揚げてしまいました。

こうなると見る側としては、もう「船」ではなくてただの大きくな「オブジェ」でしかありません。

わざわざ手間やお金をかけて作った意味が感じられなくなってしまいます。

 

この関係で一番残念だったのは1991年に作られたサンタマリアの復元船。

スペインで作られて、日本まで航海して、当時は非常に注目されたものの、航海後に神戸で陸上展示されてからはほとんど話題になることもなく、船体の痛みが激しいことを理由に2013年に解体されました。

 

宮城県の石巻市には、伊達政宗が作った西洋式帆船「サン・ファン・バウティスタ」を1990年に15億円かけて復元した船があります。

初期は何度か航海して、その後は石巻市郊外の博物館脇ドックに動態保存されていました。

けれどメンテナンスが行き届かず、東日本大震災の被害もあり、いまは危険ということで公開が中止されて解体が議論されています。

www.santjuan.or.jp

 

かと言って、実際に復元船で航海するには、かなりハードルが高いのです。

当時の構造を忠実に再現すればするほど、現在の基準では乗客の安全確保が難しくなります。

また「帆船にバウスラスター」でもちょこっと触れましたが、復元性が高いほど航行性能が低いので自力で走ることは難しくなります。

伴走船やタグボートなしでは航海が企画できなくなり、予算や手間がかかるので実際に走らせる機会がほとんど作れなかったりもします。

 

いま国内でぼくが知る限りではふたつの復元船のプロジェクトが進んでいます。

作ることももちろん大きなエネルギーが必要な大変なプロジェクトなのですが、作った後どうするかも考えないと、残念な結果になってしまうかもしれません。

 

「歴史に残る船を蘇らせる」はとてもロマンのある話なのかもしれませんが、その後に待っているのは長く続く現実の時間です。

復元船を作るまでに費やした時間やエネルギーが無駄にならないことを祈ります。

 

ちなみに以前にぼくがまとめた国内の復元船プロジェクトの概要はこちらへ。

 

matome.naver.jp

 

ついでなので、復元船と航海がテーマの面白い本を一冊。

1492年、コロンブスの最初の大西洋横断航海で使われた3隻のなかの1隻「ニーニャ号」
1962年にその忠実なレプリカを作り、大西洋横断にチャレンジするノンフィクションです。
資金集めから造船過程から実際の航海まですべてグダグダ。

そして当然ながら航海中はトラブルの連続。

よく死ななかったなあ。というかよく出航する気になったなあ。

そんな感想しかでてこないグタグタの航海記です。

www.amazon.co.jp

 

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安吾の言葉

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作家の坂口安吾さんの奥さん、坂口三千代さんのエッセイ「クラクラ日記」には安吾と初めて会ったときのエピソードが書かれています。

「坂口安吾 部屋」で画像検索するとわかるのですが、安吾の仕事部屋はまあなんというか、アレなんです。
そんな仕事部屋に三千代さんを招いて安吾は言います。

「部屋がどんなに散らかっていてもそれを片付けたりせずに、ホコリのなかでただ座っていて欲しい」

 

かっこいい……のか?

(ちなみに読んだのはずい分前で手元に本がないしググってもこのエピソードそのものは出ててこないのでぼくの記憶違いかもしれません)

何が言いたいかというと、

 

ぼくの部屋もいわゆるゴミ屋敷状態なんですが、それでもいいじゃないか、

 

ということです。

 

しばらくとても忙しかったのですが、やっとちょっと心に余裕ができました。

昔は部屋を片付けてくれようという人も稀にいたのですが、いまはそんな物好きさんもいないので、自分で少し片付けてます。

 

買ったはずなのに見当たらなくなった本が出てきました。
春に、仕事で星の王子さまの舞台をやったのですが、改めていいお話だと感じて本を買ったんでした。
大人になってから読んだほうが、言葉が心に沁みますよ。

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