海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

いちばんうれしかったのは

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11月3,4日で、帆船みらいへを借り切った一泊二日の航海を企画しました。

いいなあと思う瞬間はたくさんあったのですが、そのなかで、地味だけど一番うれしかったのは、2日目の最後。

午前中にセイルを張って、その後は室内でのプログラム。
下船時間が迫ってセイルを畳むためにデッキに出たら雨。

 

なのに全員が「ああ、雨だねー」みたいな感じで普通にデッキに集まって雨に濡れながら作業をしたこと。
雨を嫌がるわけでもなく、無理にテンションを上げるでもなく。
ごく普通に、セイルをたたみ、マストに登ってセイルをロープで固定していく。

誰かから与えられるプログラムを消費するのでなく、自分たちで船を動かす実感を持ってもらいたくて。
一泊二日だと時間が足りないのはわかっていたけど、できるだけそうなって欲しいと思っていた。

うん。狙いどおり。
ちょっとだけうれしい。