海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

世界を舞台に活躍する舞台照明家(自称)誕生秘話

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昨日から、フィリピンのセブ島に4週間の語学留学に来ています。

ものの役に立たない英語を鍛えなおそうと思ったからです。

 

具体的な理由がみっつ。

・舞台の仕事で海外に行く、または海外から来日する団体の技術サポートをすることが時々あって、そういうときにもっとコミュニケーションが取れるといいなと思ったので。

・久しぶりに海外の帆船に乗りに行きたいし、ゆくゆくは日本に海外から帆船を招致したいので。

・探検家の石川仁さんのサポートをしているのですが、葦舟で太平洋渡るプロジェクトがじんわりと動き始めて、これからアメリカに行くことが増えそうな予感がするので。

 

そこそこの規模のスクールなので、他の生徒の前で自己紹介する機会もあるし、授業のたびに講師のフィリピン人からスクールに来た理由を聞かれたりもします。

それに英語で説明しないと行けないのですが、3つの理由のうち、後ろの2つはぼくの貧弱な英語能力で説明するのが困難なので(というか日本人でもいきなりそんなこと言われても?ってなるような話ですが)、基本的には最初の理由について説明しています。

 

ということで、このスクールではぼくは世界を舞台に活躍する「Stage Lighting Designer」でこれからもっとハイレベルな仕事をするために英語を磨きに来た、というストーリーになっていますので、そこのところよろしくお願いします。

 

授業ですが、普段使わない頭をフル回転していて若干オーバーヒート気味ではありますが、初日はなんとか乗り切りました。

今日は3コマ個人レッスンがあったのですが、講師はみんな若いフィリピン人の女性でした。

スクール全体では男性の講師もいるみたいですが、圧倒的に女性の方が多いみたいです。

 

フィリピン人の人懐っこさやホスピタリティーの高さについては以前から聞いていました。

船の世界では、外航船の船員や客船のサービススタッフなどでフィリピン人が重用されるのは、その明るい性格のおかげだそうです。

そのあたりを授業でも実感してます。

とにかくみんな明るいし、おしゃべり好きだし、表情も豊か。

授業のなかで、ぼくが会話に詰まっても、辛抱強く言葉を探し、会話を続けてくれます。

(おかげで世界的な舞台照明家が爆誕したわけですが)

もちろん、講師としての技術もあるんでしょうが、もっと根っこの部分でコミュニケーションが好きな人種なんだなあと感じます。

 

一時期、日本でもフィリピンから奥さんを迎えるケースが増えて話題になりましたが、なるほど、確かにフィリピンの女性は魅力的です。

(あっ、別に嫁さん探しに来たわけではありませんが)

(あと、なんでか講師の女性の一人に、なんで独身なのかすごく聞かれましたが)

 

さて、実はセブ島は海の歴史のなかで大きな事件が起こった場所でもあります。

関連する史跡なども残っているみたいなので、週末にでも見に行こうかなと思ってます。

それだけのエネルギーが残っていたら……ですが。