海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

ググらない

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金曜日のクラスが終わり週末です。

毎日、予習に追われているので翌日授業がない金曜日の夜はホッとします。

夕食を食べる人や夕食後に食堂で勉強する人もいつもよりずっとすくなくて。

きっと、外に出かけたり、ベッドに潜り込んたりしてそれぞれリフレッシュしてるのでしょう。

 

今週末はシヌログというフィリピンで最大級のお祭りです。

今週に入ったくらいから街全体がなんだかとてもソワソワしています。

タイトル写真は道で見かけた屋台。

シヌログ用のマスクや羽飾り。

 

同期の何人かで見に行こうと話をしていますが、実のところ全く情報がありません。

どこで、何時くらいに、どういう催しがあるのか。

全然知りません。

 

普段ならばまずはググってみるところですがなぜかみんなそんなことはせず。

どこから情報を集めるかというと、レッスン中に講師から聞き出してます。

どのあたりが賑やかなのか。

どんな催しがあるのか。

注意するのはどういうところか。

食事の時間に同じテーブルについて、お互いが聞き出してきた情報を交換しています。

 

別に、そうしようと申し合わせたわけでもないのですが、うちのグループはみんなそうしてます。

多分、ググったほうが情報は簡単に手に入るんですが。

どうしてでしょうね。

そのほうが楽しいからかなって思ったり。

この土地に住んでいる誰かと、不自由な会話を重ねるなかで、不完全な情報にたどり着く。

その情報を持ち寄って、どうするのか決める。

いまのぼくたちにはそれはそれで楽しい時間なのかもしれません。