海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

隠されている川

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事務仕事に飽きたので、事務所のある日本橋から日本橋川に沿って隅田川まで歩いてみた。

川に沿って歩くのって面白いかなと思ったら、あんまり面白くなかった。

だって川沿いは立て込んでいて、川面なんてほとんど見えないから。

そして頭の上には首都高。

川を感じられるのは橋を渡るときだけ。

一本の川だけど流れではなくてひとつひとつ切り取られた場所、つながらない流れ。

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実は日本橋川を船で走ったことは4,5回あって、結構面白い体験だったんですよね。

だから、陸からはどういう風景が見えるのか気にはなってたんです。
でも川はほとんど見えないし、街もほとんど新しい建物ばかりになっていて興味を引くものは少なかった。

東京は実は水の街なんだけど、街の中では隠されているみたい。

 少し残念。

一時間弱歩いて日本橋川と隅田川の合流地点へ。

そこから佃島あたりまでの景色は割と好き。

街に囲まれた広い水面。

ずっと昔から、人が暮らしていた水面。
隠されていたものが開放されたみたいな気分。

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