海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

知らないから面白い

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昨日もちょっと書きましたが、英文をつくる課題があります。

事前に自分で選んだ単語から10個くらいとその場で講師が選んだ単語から10個くらい作ります。

文法的に大きく間違っていることはさすがに少ないのですが、前置詞の選び方だけはどうもよく分かりません。

こういうのはリーディングやリスニングの量を増やさないとどうにもならないんだろうなあ。

 

講師が文章を読んだあとで、「これは具体的にはどういうこと」と聞かれることがよくあります。

毎日なのか、今だけなのか。

ひとつなのか、たくさんなのか。

それによって、文法的には合ってるけど違う表現をしたほうがベターだと直されます。

 

例えば「お金を稼ぐ」を get big money と書いたところ、表現としてはあっているけどこれだと手段を選ばずにお金を集めるというニュアンスになるので、仕事をしてお金を稼ぐのなら earn を使ったほうがいいんだそうです。

他にも、to do と doing の使い分け。

いままでどっちでも一緒じゃないかと思ってたんですが、現在や過去のことを表現するなら doing 、将来の話をするのなら to do を使うんだと教えてもらいました。

だから To study English is very fun for me. は文法的には正しいけど、いまのぼくがかく文章としては Studying を使うほうがいいそうです。

 

当たり前のことですが、英語にだって繊細な表現や微妙なニュアンスの使い分けもいろいろとあるんだなあと感心。

自力で勉強するだけだったり、漠然とリスニングやスピーキングをしているだけだと、なかなかたどりつくのが難しいポイントだと思います。

英語に詳しい人にはこんなのは当たり前のことかもしれませんが、いままで適当にやってきたぼくからしたら毎日新しい発見があります。

発音も表現も、知らないことだらけで毎日がすごく新鮮。

 

言葉だけではないのですが、自分が知らないこと、自分から遠いことを、縁がないからという理由だけで遠ざけてしまうと、面白いものや素敵な瞬間に出会えるチャンスを逃がすことになるかもなあ。

もちろん、人間の時間は有限だし、興味のあることもないこともあるでしょうから、なんでもかんでも詰め込んじゃう必要はないと思いますが、知らないことについて思い込みで決めつけたり、自分から遠ざけるみたいな態度はちょっともったいないかも。

そんなことをふと思ったりしました。

 

夕食後はバッチメイトと近くのお店までタピオカドリンクの買い出し。

こいつで糖分補給しながら今夜も勉強します!