授業のなかで、講師が選んだ単語から即興で短い文章をつくるというのがあります。
先日のお題は「attack」
日常生活のなかでattackしたりされたりするシチュエーションが思いつかなくて散々悩んだあげくひねり出したのは、
「He was attacked by alien lastnight」(彼は昨日の夜、エイリアンに攻撃された)
クールビューティーな講師のジェイニィはクスッと笑って「so fanny」とつぶやく。
やった、うけた!と心のなかで小さくガッツポーズしてたらすかさず、
「エイリアンは何人いたの」ときかれて「うーん、3人かな」って答えたら、
「だったら alien s ね」って冷静に添削されました。
うーん。クール。
セブ島滞在9日目。
月曜日ということで再び授業が始まりました。
この学校のカリキュラムは一週間単位になっていて、毎週時間割と担当講師が変わります。
生徒も一週間だけの短期のひとから、半年滞在するひとまでいろいろ。
ぼくは4週間なんですが、講師にはみんな「短いねー」って言われます。
高校や大学を卒業して、または転職のタイミングで、海外に長く滞在しながら英語を勉強するみなさんの姿勢には感服させられます。
ホリエモンこと堀江貴文さんは東大模試E判定から、8ヶ月集中して勉強して東大に合格したそうです。
実はぼくも似たような感じで、夏休みくらいからものすごく勉強して大学に合格しました。模試の成績もEから最後はBくらいになってたと思います。
(とはいえ、ぼくの大学の入試科目、当時は英語と国語と小論文だけなので大して勉強してないのですが)
で、高校生の頃は一日10時間とか普通に勉強できた気がします。
2-3時間ぶっ続けでも集中できたなあって。
この学校は食事時間以外は食堂が自習室として解放されています。
見ていると、ずっと勉強している人もかなりいて。
ああ、もうこいつらには絶対勝てないことも増えてきたんだなあ。
そうか、歳をとるってこういうことなのかと実感しています。
というか数年前から、「昔は簡単にできたことがちょっとがんばらないとできない」って状況と戦い続けているわけですが。
まあそんな先の見えない撤退戦もキライではないです。
とはいえ、まだまだできるようになりたいこともたくさんあって、できなくなる自分を実感しながら、そのスキを縫って前に進むというのも、なんかいいなあって感じたりもします。
歳をとったこと。日々、衰えていること。
でもそれは新しいことを始めない理由にはならない。
下がりなからそれでも前に進む。
それって楽しいと思うんですけどね。
タイトル写真は食堂のベランダ。
今の季節のフィリピンは暑さもそれほどではないし、乾季で湿気が少なく、日本の初夏のような清々しいお天気のことが多いです。
ここでビール飲むと美味しいだろうなあって思うのですが、校内での飲酒は禁止です。
というか、フィリピンにきてまだ一度もお酒飲んでないです。