昨日も書きましたが、フィリピンでの最初の週と今週、Dan姐さんに発音の授業を受け持ってもらってます。
なんか今週はけっこう褒めてくれるの。
「最初の週と比べたらすごくよくなってるよー」
「もうどうやるかはわかってるから、練習すればできるようになるよー」
言葉だけじゃなくて表情とかボディーランゲージとかでもすごく励ましてくれる。
なんかうれしくてがんばっちゃうよね(←単純)
なんのことだったかは忘れましたが、何年か前に
「褒められて伸びるタイプなので褒めてください」
って言ったら
「えっ、まだ伸びるつもりなんですか」
って言われたことがあります。
えっ、アラフィフは伸びちゃだめなの?
バッチメイト(同期生)でブロガーのなつみちゃんがセブ島の語学留学についていろいろ書いているのですが、そのなかにこんな記事があります。
語学留学に興味のある人には「遅すぎる」ことが不安って人がけっこういるそうです。
そうなんだ。個人的には考えたこともなかった。
ぼくも実際に留学を決めるまではいろいろ考えたし、決めたあとも不安なことはたくさんありました。
でも遅すぎるかもとはちっとも考えませんでした。
大学で勉強してからずっとほっといてきた英語に50歳になってからいきなり手をつけたわけですが、それはいま「勉強してみたい」と思ったからでした。
これまでに何度か海外に行って、そのたびにもう少し英語が話せればなあとずっと思っていました。とはいえ、日本に戻ってくるとその気持はすぐに消えてしまっていたのです。
それが最近になって探検家の石川仁さんとお知り合いになりその活動のお手伝いをさせてもらったりしていて、これから海外に行く機会が増えるかもしれなくなりました。
それとまだ身体の不安がないうちにもう一度海外の帆船に乗ってみたい、それもできれば長く、そういう想いも心の奥底ではくすぶっていました。
そんないろんな要素が混じり合って、たまたまこのタイミングでぼくの気持ちが動いて留学に踏み切ったのです。
「もう遅い?」気持ちなんてまるでなくて、「いま始めたい!」それだけ。
人それぞれに何かを新しく始めたい理由があります。
そして、心が動いたその時がその人にとってのちょうどいいタイミング。
「遅い」ってことはありません。
英語だけじゃなくてどんなことでも同じじゃないでしょうか。
たどり着きたい場所が遠ければ、確かに時間はかかるし苦労するかもしれません。
でも行きたいんでしょう?
だったらまずは歩きだしてみることです。
もしかするとたどり着けないかもしれません。
だからといって新しい道にチャレンジした経験は絶対にムダにはなりませんから。
なんとか時間をやりくりしてやってきたセブ島留学もあと一週間になりました。
先生やスタッフには、
「一ヶ月かあ。短いね」って言われます。
おそらく目に見える結果はでないでしょう。
使った時間やお金を考えると、傍から見るとなんの意味があったのかって思われるかもしれません。
でもね。ぼくのなかではとてもたくさんの発見がありました。
英語のことでも、それ以外でも。
留学にかけたコストに見合うだけのものは手に入れました。
それをどう使うかは自分次第。
たどり着きたい未来に向かって、やっといま歩き始めたばかりだから。