海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

しゃべらなければ0

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ちょっと体調が悪くてすこしぼーっとしてます。

エネルギーが足りない気がするので、こっちでみつけたお気に入りのヘーゼルナッツクッキーで糖分補給。

きょうは、授業のなかで初対面のティーチャーに自己紹介したり、ランチで隣に座ったティーチャーと話をしたりした。

どういうわけだか、少し体調が悪いときのほうが言葉がすらすらでてくる気がする。

まあ自己紹介なんていつも同じようなことを話すのだから当たり前か。

そしてなにはともあれ「英語でしゃべる」ことに慣れてきたことだけははっきりしている。 

 

しゃべれば通じる。

100%ではないけれど。

しゃべらなければ0だ。何も生まれない。

たとえ同じ言葉をしゃべる人どうしでも変わりはしない。

 

毎週、10人ほどがやってきて、同じくらいのひとが去っていきます。

滞在期間も数週間から数ヶ月まで様々。

見知った顔が少しずついなくなって、新しいひとが増えていく。

朝から晩まで食堂でテキストと格闘しているひともいる一方で、一日の授業が終わるとさっさと出かけてしまうひともいる。

いつも誰かと談笑しているひとがいれば、ほとんど誰ともつるまないひとも。

成績が伸びているひともいれば、長くいるのにまるで伸びないひともなかにはいる。

ひとりひとりにここにきた理由があって。

ここでみつけた生活があって。

たぶん、誰もが正しい。

歳をとってそのことだけはわかるようになった。

間違えた生き方をしているひとなんていない。

みんな自分にとって正しい人生を生きている。

そう思う。そうであって欲しい。

もちろんお互いの「正しい」がぶつかることもあるんだろうけど。

 

 英語を学びにきただけなのに、なぜだかコミュニケーションについてもいろいろと考えた、そんな一ヶ月だった。

残り2日。